◆基調講演
「次代を担う人たちに伝えたいこと〜NPOが歩んだ20年〜」
NPO法制定に関わり、市民セクター側から大きな役割を果たされました。NPOが歩んできた20年を振り返り、これからのNPOを担う人たちへメッセージをいただきます。
講師 :山岡 義典さん(認定NPO法人日本NPOセンター顧問、NPO法人市民社会創造ファンド理事長、公益財団法人助成財団センター理事長)
【プロフィール 】都市計画の研究や実務についた後、1977年、トヨタ財団にてプログラム・オフィサーに着任、1992年退任してフリーに。1996年、日本NPOセンター設立に参加、常務理事・事務局長に。副代表理事を経て2008年代表理事、2012年退任、顧問に。2001年、法政大学現代福祉学部教授、2012年退職、名誉教授に。2002年、市民社会創造ファンドを設立、運営委員長(代表理事)就任、現在に至る。編著に『NPO基礎講座』『NPO実践講座』など。
◆トークリレー
「みやぎNPOプラザと共に歩んで」
みやぎNPOプラザが開館した2001年9月にNPO法人設立。開館当初からほぼ毎日、学習支援で貸し会議室を利用。当時の懐かしい写真と共にエピソードをご紹介いただきます。
ゲスト
:土佐昭一郎さん(NPO法人ミヤギユースセンター理事長)
【プロフィール 】民間教育会社で約20年、営業企画・広報、採用人事・社員研修、教材開発などを経験。2001年(平成13年)9月3日不登校の中高生及び高校中退者の進学・就職、自立を支援する宮城県認証のNPO法人ミヤギユースセンターを創設。不登校などの若者支援団体としては全国の先駆け。不登校生の高校進学、高卒認定試験合格から大学進学、就職など、多くの実績がある。指導経験から県内外での教育相談、保護者・支援者向けの講演会も多数実施している。
*気仙沼市出身、私立高校講師、産業カウンセラー、教育カウンセラー、キャリア教育学会会員など
「パートナーシップ運営から協働への道」
2005年から指定管理者となり、みやぎNPOプラザの館長を長年務めました。震災をのり越え、多数のNPOの取材や相談対応等をとおし市民活動支援に尽力。宮城のNPOの軌跡を辿ります。
ゲスト
:大久保 朝江さん(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる顧問、みやぎNPOプラザ前館長)
【プロフィール 】市民活動歴30年。1999年より杜の伝言板ゆるる編集部の代表、2003年NPO法人杜の伝言板ゆるる代表理事に就任。1997年仙台市市民活動支援策検討委員会委員のほか、2004年より10年間、宮城県NPO活動促進委員会を務め、2013年〜2016年には内閣府共助社会づくり懇談会委員を委嘱されている。1998年〜2001年の間、3度に亘り、米国デラウェア大学のNPOマネジメント研修に参加。2005年4月〜2019年3月は、みやぎNPOプラザ館長としてNPO法人設立・運営等の専門相談を担当。NPOに関する講演や助成事業審査員などを多数務めている。現在、(一財)愛知揆一福祉振興会専務理事、日本NPO学会理事、(公財)宮城県国際化協会評議員に就任している。
「10年間の問いから未来へのチャレンジ」
東日本大震災で気仙沼に駆けつけ、NPO法人を設立。ワクワクする地元・新しい社会をつくる人材を育成中。これから目指していきたいNPOの未来像をお話しいただきます。
ゲスト
:矢部寛明さん(認定NPO法人底上げ理事長)
【プロフィール 】1983年生まれ。23歳で早稲田大学に進学。大学時代に行った"ママチャリ日本縦断の旅”で、宮城県気仙沼のとある旅館に一晩お世話になった。大学四年時に発生した東日本大震災で気仙沼が被害を受けたと知り、ボランティアとして旅館に駆けつける。その後、内定を辞退してNPO法人底上げを立ち上げ、述べ8000人以上のボランティア窓口となる。「本質的な復興は人材育成にある」という考えの下、現在はNPO代表と大学教員のダブルワークで活動中。
◆交流会
自由参加です。