報告


  第4回マネジメント講座
  人を呼び寄せるITの利用法
 〜見られていますか?あなたのサイト〜

  ●講師:齋藤 玲紀さん(マイクロソフト株式会社)
  ●日時:2007.7/27(金) 18:30〜20:30

 
20070727_01.jpg
20070727_02.jpg
20070727_03.jpg

団体でブログやホームページを持っていても、運用がなかなか上手くいかない、情報を見てきちんともらえているのかしら…など、情報発信も団体の悩みの種の一つです。
そこで、今回のマネジメント講座では、どのようにしたら多くの人に見られるサイトを作れるか、検索エンジンの上位に表示されるかを学びました。

サイトを作るには、工程として、企画、実行、運用管理の流れがあります。まず、webサイトで何がしたいか(情報公開、コミュニケーションなど)、情報は誰に向けられるものかを考えます。次に、調査、検討、状況把握をします。そして、会議、座談会、アンケートなどを行い、状況を把握したら、何が必要とされているかを“ペンとメモ”を使って自分の文字で書き出します。この“ペンとメモ”を使って自分の文字で書き出すことは、内容が整理され、さらに文書としても残るという、とても有効的な方法です。

サイト構築、運用は団体全体を上手く巻き込んで作るのがポイントです。また、体裁よりもその人にしか書けないものを書くのも大事です。
更新されていない、場が荒れている…など、そのようなサイトにならないように、更新とセキュリティは抜かりなくしていきましょう!
  
見られるサイトを作るのに欠かせないSEO(検索エンジン最適化:Search Engine Optimization)。検索エンジンの上位に現れるためにページを作成するためには、HTMLタグなどを意識してページを構成することが大事です。次のタグは、団体のサイトに入っていますか?メニューバーにある、表示→ツールでタグを確認することができます。

<title>・・・タイトルタグ。団体名はありますか?30文字位に収めるのがベストです。
<meta name=”description”>・・・検索エンジンにかけたときに表示される文章です。通常のページでは表示されません。100文字位にページの内容を紹介すると、文章も途切れることなく、表示され、読みやすくなります。
<h1>・・・表題タグでページの見出しにあたるタグです。1から6までの数字定義があります。1は検索エンジンが重要視する数字です。

また、団体名、活動内容、ミッションなど、検索をユーザーがかけたときに「何がユーザーから想起する言葉か」を見定める、キーワードの定義をすることも重要です。サイトのコンセプトが明確になり、ユーザーの誘導がしやすくなります。
 車という言葉一つ取っても、自動車、自家用車、CARなど様々な言葉が想定されるというのが一つの例です。これはwebの無料ツールでキーワードの規模を確認することができます。競合、ライバル、同じようなサイトを参考にするのも良いでしょう。

講座では実際に、参加団体のホームページを見ながら、講師より「検索にかかりやすいように団体のミッションであるキーワードをタグに入れ込むこと」など、改善点のアドバイスがありました。

団体のサイトがどうなっているか知りたいというときには、以下のフリーのwebツールで、SEO対策の確認ができます。ぜひ、ご活用ください。

★キーワード選択
 ◆キーワードアドバイスツール
   *お使いのインターネット環境によって表示がうまくされないときがあります。
 ◆キーワードトレンド(英語)

検索エンジンでのランキング確認

★ページのSEO対策状態
 ◆テキスト表示


▲ページトップへ