第2回人材育成講座

 行政職員のためのNPO理解講座


 ●講師:大久保 朝江さん((特活)杜の伝言板ゆるる 代表理事)
 ●日時:2006.5/30(水) 13:30〜15:30

 



【講座内容】
1. これまでの市民サービスのあり方
2.これからの市民サービスの可能性と期待
3.NPOとは
4.NPOの担い手
 他

 NPOとは、「営利を目的とせず、市民参加による公益活動をしてい組織で、継続して活動することにより、信頼を得ていきます。」、NPO法人は、「法律に基づき、県に申請をして認証を得て法務局に登記をすると、特定非営利活動法人になります。」という分かりやすい説明を戴きました。
 地域の中では、市民の要求が多様化すればするほど、行政が動きにくくなるもの。公平性や公益性が重要視され、課題解決に到達するまでには時間がかかるのもあります。その点、NPOは、はじめにお金が無くても身近な課題(困っていることや不都合なこと)を解決しようと決意すれば、直ぐにでも課題解決のために行動を起こすことができるものもあります。
 行政の施策の中には、”NPOとの協働”という言葉が盛り込まれている自治体が増えていますが、”協働”とは、「行政とNPOが、成長しながらお互いを理解していくこと」の説明に、頷く参加者の姿も目立ちました。
 その他には、課題を解決する仕組みと人の動きなどを分かりやすい説明で、参加した行政職員の皆さんには、ある程度のNPOの概念を理解できた様子でした。
その後、お茶を飲みながら、講師への質疑応答や参加者同士の情報交換が続きました。

<参加者22名>


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