報告


 第12回人材育成講座
 スッキリ、はっきり、納得のプレゼン

 ●講師:大久保 朝江さん((特活)杜の伝言版ゆるる代表理事)
 ●日時:2007.3/22(木) 13:30〜15:30


 

プレゼンテーションとは、「誰に、何を伝えたいのか。自分のことを、自分で引き出して、『怪しい者ではない』ということをアピールする事が大事。」「市民の信頼を得るには、理想論ではなく、何をやってきたのか実績を提示する。」と講師の大久保朝江さん(NPO法人 杜の伝言板ゆるる代表理事)。大久保さんは、せんだい男女共同参画財団の助成事業審査会委員長、みやぎ夢ファンド運用委員会委員も務めています。

次に、プレゼンの効果的なツールとして、Power Point、パネル、紙芝居、図解などの使い方や注意点などの説明がありました。
そして、実践前のウォーミングアップとして、早口言葉の発声練習をした後、講師のお手本を拝見しました。きちんと5分で話し終えるテクニックはさすがです。
その後はいよいよ、参加者のみなさんによるプレゼンの実践です。時計を正面に置き、1人ずつ、3〜5分で団体紹介や自己紹介、今後やりたいことなどを話します。みなさん緊張しながらも、事前に書いておいたメモを頼りに自分をアピールしていました。1人終わる毎に、講師からのアドバイスがあります。「複数の人をキョロキョロと見ながら話すと、見ている方が不安になるので、メインを1人決め、大概はその人を見るようにすると良い」、「自分自身の話も織り交ぜると、借りてきた話ではなく、自分の話になる」、「本題は何か?」、「内部のことは話さないこと」、「自分達がいかに楽しんでいるかをアピール。大変な所には誰も入りたいと思わない」など、率直で、誰にとっても参考になるような内容でした。

講座後のアンケートでも、「自分の今後の課題がわかり、客観的に自分を知ることができた」、「少人数とはいえ人前での発表はとても緊張した」、「自分の話のみでなく、他の方の話から得られることが多く、勉強になった」など、ワークショップならではな意見を多々いただきました。
この経験を生かして、今後の助成金・補助金申請などに役立てていただければと思います。


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