第2回目のらくらく会計講座では公認会計士の成田由加里先生を講師としてお迎えし、「決算書の作り方」について学びました。成田先生の講座の進め方はとてもユニークで『初めての決算物語〜女子大生K子の挑戦』(成田先生作)の主人公、会計初心者の女子大生K子が四苦八苦しながらもいろいろなアドバイスを受けて決算書を作り上げていく…というストーリーをもとに決算書完成に向けてのツボを学びました。
決算書を作成するにはいくつかのツボがあり、ツボ中のツボは「決算期が近づいたら決算スケジュールを余裕をもって立てること」だそうです。決算書を作るには書類を確認検証したり理事等に残高の承認をしてもらうなど様々な手順を踏まなければなりません。そのためスケジュールを決めてそれに添ってひとつひとつ確実に作業を進めることが、スムーズな決算書作成に欠かせないとのことでした。また、決算書は金額を示すだけでなく、その団体の活動を表すものでもあるので「皆に伝わる明瞭な決算書づくり」の姿勢が大切とのことでした。
参加された方からは大変好評で「分かりやすかった」「これからの作業の見通しを立てることができた」などのご意見をいただきました。講座が終わっても熱心に質問されている方もいらっしゃいました。
みやぎNPOプラザでは7月以降もらくらく会計講座を開催します。会計に頭を悩ませている方、よりスムーズな会計処理をしたい方などNPOの皆さんのご参加をお待ちしております!
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