にぎわいサロン
 ミヤギユースセンター設立3周年記念講演会 
 「自己主張で就職戦線を勝つ」

 ●主催:(特活)みやぎユースセンター
 ●日時:2004.9/4(土) 12:00〜16:00  


 




 9月4日、若者たちの就職活動支援の講演が行われました。

 講師は、株式会社ヒューマンエデュケーションの代表取締役社長の青柳 恭輔氏でした。青柳さんは子どもの頃は優しくて良い子に育てようという教育から小学生になると偏差値重視の学校教育に疑問を感じ、小・中学生の教育関係の仕事を16年間してきました。

 青柳さんは自己主張が非常に大事な時代だと話されました。現在では、価値観が非常に多様化していて、自らの市場価値が問われています。また、自分の仕事を探すためにフリーターが認められ、社会人の8割が自身の勉強が足りないと感じている今、仕事で選別して就職活動をしてほしいと話していました。

 つまり、自分のやりたいことを見つけ、その努力をする。会社ではなく、仕事を重視した就職活動をしてほしいというお話でした。最近では求人状況が良くなりつつあり、企業で数年働いてきた基礎ができている第二新卒と呼ばれる人たちが企業で求められている時代です。やりたい仕事で就職を決めることは成功への鍵となります。正しい考え方がいかに大事か、そして情熱があればよい結果を生み出します。そのためにも自分がどんな仕事をしたいのか、その会社にそのような部署があるかを調べることも重要です。
 面接などの際にも緊張せずに「この会社で何かをやりたいな。」という期待して臨むことは、会社の面接官にも伝わるはずです。
 コミュニケーション能力は企業が一番重要視しているため、意欲や積極性、向上性が必要とされます。もし分からないことがあっても分からないとはっきり言い、「これから勉強します。」という意思があれば企業は認めてくれるはずです。
 表情や態度も就職活動においては重要です。自分を作らずに自分の言葉を用いて自然体で臨むことが必要だとおもわれます。

  この講演会を通して参加者は、仕事は自分たち自身が選ぶものであって、「ここで働きたい!」という熱意があれば、必ずチャンスは訪れることを学ぶよいきっかけとなったと思います。


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