にぎわいサロン
 オブジェ炭コンテスト

 ●主催:みやぎ木炭・木酢産業推進委員会/みやぎ笑夢プロジェクト

 ●日時:2005.1/21(金) 11:00〜19:00 

 




 全国に先駆け、宮城県独自の取り組みとして「日常生活の中に炭の効用を取り入れた実践」を目的としたコンテストが開催された。

 みやぎNPOプラザのロビーはたくさんの炭のオブジェに彩られ、来館者は数日間、作品展に見入っていた。 作品は、りんごやパイナップルなどの果物の木炭や竹の木炭に花が活けられていたりと、どれも素晴らしいもので多彩に富んでいた。作品の前には投票箱も設置しており、来館者はそれぞれ気に入った作品の番号を書き、投票していた。

 今回の審査は、みやぎ木炭・木酢産業推進協議会会長の齋藤雅克氏のほか、宮城県農産園芸課技術主幹の富士原直義氏と武蔵工業大学助教授の萩原なつ子氏が務めた。どの作品も凝って優劣付けがたく、審査は難しいものとなった。
審査後、加藤副知事が「今回のコンテストにおいての環境にやさしく、美しい作品であった」と賛辞の言葉を述べられた。

 続いて萩原なつ子氏が講演をし、炭の使用によってマイナスイオンや脱臭剤などの効果が出て、お風呂に竹炭を入れて入浴すると臭気除去や遠赤外線効果や手作り石けんとして炭を入れるだけで肌がすべすべになるなど、数々の効果を話された。
 また、意見交換会では、炭の作品を作っている参加者も、これらの炭の力が素晴らしいことを熱心に話し合っていた。

 最優秀賞は、日本庭園をイメージするような炭と苔をつかった美しい作品を出品した丸森町の小野章博さん受賞された。このほか、ユーモア賞、まねできないで賞など豊富な賞ががあり、受賞者たちは賞状や記念品を受け取っていた。

 最後には懇親会が行われ、参加者たちは美味しい料理に舌鼓をうちながら今回のコンテストの話や環境問題などを語り合い、幕を閉じた。

 


▲ページトップへ