いよいよ始まりました、NPO結サロン(えぬ ぴぃ おむすび さろん と読みます)。新生!みやぎNPOプラザが、NPO・企業・行政・市民を結ぶ企画を展開しようと始めたサロンです。
記念すべき第1回は「委託事業に関する情報話を聞く会」と題し、県NPO活動促進室のおふたりに宮城県のNPO推進事業について伺いました。参加者は、NPO関係者、行政マン、一般の方など18名。「委託事業ってどうやって決められるの?」といった、気になっても訊く機会のない初歩的な話や、「NPO推進事業発注ガイドライン」に基づく団体選定の仕組みを伺いました。また、予算編成の過程や、今年度のNPO推進事業選定要望一覧表の解説をいただきました。委託事業には随意契約も多く、新規契約の事業は非常に少なく感じました。しかし、NPOの働きかけから生まれる事業もあるとのことで、どこのNPOにも事業受託のチャンスありとも言えます。申し入れてすぐに事業化するのは難しいかもしれませんが、活動を続けながら、諦めずにTRYすることが大事なのだと思います。
終了後に回収したアンケートに、「“行政へのアプローチの大切さ”を学びました」との声。まさしく同感。NPOと行政の協働の第一歩に重要な、双方のコミュニケーションの図り方。また、予算編成の過程にタイミングを合わせて提言することの大切さなどを感じさせられました。
NP・O結サロンは、不定期開催ですが、ご参加のみなさんを有意義に結ぶサロンでありたいと、スタッフ一同努力を重ねています。次回以降のNP“O結(おむすび)”サロンにも、ぜひ、ご参加ください。お待ちしています。
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