障害者自立支援法が成立しました。福祉サービス一本化、一割負担など、少しずつは聞いているけれど、やっぱりよくわからない。そんな「障害者自立支援法」をテーマに、第4回NP・O結びサロンが開催されました。
寒い中、参加者は80名を越え、関心の高さが伺え、予定の2時間はあっという間に過ぎ、質問の時間がわずかしかとれないほど。講演内容をこの紙面で伝えるのは難しいので、講演終了後に聞いた参加者の声をご紹介します。
「障害程度区分を個人ごとに判定するようだが、障害は千差万別なのでどのように区別するのか不安。個人々々をヒトとして見てくれる、その人に見合った支援体制を望みます。」
「障害者自立支援法という名前が能動的で良いと思いました。成立はしたものの、まだまだ決まってない点がいくつもあると今日の話しで知り、もっと自分たちで声を上げていこうと思いました。就労や地域での生活が強調されたサービスが増える事を願います。」
「障害のある子どもをもつ親として、子どもの将来のために貯めたお金が公正に使われることをお願います。一般の人と同じ生活ができるようその環境をつくるためにも、基本的なことを地域のみなさんが理解してくれるようにしなくては。」
今回が成立後初めての講演会とあって、2時間ではとても「障害者自立支援法」は語り尽くせませんでした。しかし知るきっかけとなり、また次回に繋がるとても良い機会になったのではないでしょうか。
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